演劇空間ロッカクナット「そこここに、戯れ」

2022.11

【受賞】

  • JID AWARD 2023 ネクストエイジ部門賞
  • GOOD DESIGN NEW HOPE AWRD 2023 入選
  • 第15回建築コンクール 審査員特別賞+佳作
  • 九州大学総長賞 最優秀賞
  • 九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ チャレンジ&クリエイション2022 最優秀賞
  • 九州大学BeCAT応用プログラム特別研究 センター長賞
  • トウキョウ建築コレクション2023 プロジェクト展 審査員特別賞
  • 第10回E&G学生デザインコンテスト 最優秀賞
  • ふくおか地域づくり活動賞 準グランプリ
  • 九州木質建物構造展 出展
  • 研究ピッチコンテストGENSEKI  FINAL進出
  • 糸島新聞(1月27日発行) 掲載

演劇空間ロッカクナット
「そこここに、戯れ」の野外ステージ架構として設計製作した。
割竹を用い、材料特性を活かした編み込み式接合部による架構設計とした。

design:@ryosuke_hara_
making:@suehirolab_wood
movie:@keroron23

演劇空間ロッカクナット
いっかいめ。
「そこここに、戯れ」

全ステージ、無事に終演いたしました。
ご協力いただいた方々、ご支援いただいた方々、本当にありがとうございました。

今回、野外演劇の舞台ステージとして、割竹を用いた架構「竹箆舎-TAKENOYA-」を設計製作しました。
私の大学院での研究テーマが「竹建築」であり、竹の建材としての可能性を模索しています。
全国の里山で問題となっている放置竹林問題。
非常にポテンシャルの高い資材であるにもかかわらず、竹は住民からは厄介者として扱われています。
そんな竹の価値や可能性を再認識するきっかけを作りたいと考え、荒廃した竹林から竹を伐採し、その竹を用いて舞台ステージを建設しました。
竹林を借景とした野外演劇を鑑賞するという空間体験が、ご来場いただいた皆様にとって竹の新たな魅力を発見する機会になっていれば幸いです。

■架構について
曲げに強く割れに弱い竹の材料特性を活かした編み込み式の接合部となっています。
編み込む際に竹をしならせ、竹が反発して戻ろうとする力で摩擦力を発生させます。
その摩擦力によって高さ4.4m幅6.1mの架構が成立しています。
軽量でしなやかな竹材ならではの架構になっています。

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●スケジュール
2022年11月25日(金)〜27日(日)
11月25日(金)19:00
11月26日(土)14:00/18:00
11月27日(日)14:00/18:00

●場所
福岡県糸島市志摩小金丸, 可也山・特設ステージ

●脚本・演出・照明プラン
菅本千尋 @chihiro.9112

●ステージ設計・美術
原良輔 @ryosuke_hara_

●出演
筒井天音
手嶋萌 @tejimamoe
古賀駿作(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)@shun_sakun
近藤花梨
戸塚有輝 @yuki_totsuka
田中琴子(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)@kotot__83
渡邊大(Space_)

●映像・撮影
濵田輝 @hikatyu0904

●照明操作
戸塚有輝 @yuki_totsuka

●音響
田中琴子(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)@kotot__83

●音響アドバイザー
平野美羽 @pingyemeiyu

●制作
平埜香里(いのちの洗濯劇場)、戸塚有輝 @yuki_totsuka

●宣伝美術
沢見さわ(スタジオぽたみ)@sawamisawa

●ステージ設営
九州大学大学院人間環境学府空間システム専攻 末廣研究
室 @suehirolab_wood

●お問合せ
hexagonnut.official@gmail.com

●主催
演劇空間ロッカクナット

●協力
万能グローブ ガラパゴスダイナモス
Space_
さくらんぼ先生のひみつ基地

●提携
福岡演劇シーズン ロクコレ

●後援
・福岡市
・九州大学 ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・
センター @qdaiqrec
(本プロジェクトは、九州大学基金の支援を受けて実施
しております。)
・九州大学BeCAT @becat_kyushu
(ステージの設計と製作はBeCAT応用プログラムの研究
費支援を受けて実施しております。)
・公益社団法人福岡県建築士会
(福岡・まちづくり活動支援センター地域貢献活動助成
を受けて実施しております。)